【新型コロナ】凝固線溶系の異常が予後に大きな影響

凝固線溶系(血液の止まりやすさ、止まりにくさ)の異常が予後に大きな影響を与える

  1. Tang N, et al. Abnormal coagulation parameters are associated with poor prognosis in patients with novel corona virus pneumonia. J Thromb Haemost DOI: 10.1111/jth.14768.
  2. Thachil J, et al. ISTH interim guidance on recognition and management of coagulopathy in COVID-19. J Thromb Haemost DOI: 10.1111/jth.14810.
  3. 丸藤 哲、血栓止血学から見たCOVID-19の診断と治療戦略

Tangの報告1を端緒として、国際血栓止血学会は、新型コロナウイルス感染症における凝固線溶(血液の止まりやすさ、止まりにくさ)の異常に対する暫定的対応方針を公表しました。2 現在、凝固線溶(血液の止まりやすさ、止まりにくさ)の異常が新型コロナウイルス感染症の病態に深く関わり、予後に大きな影響を与えることが明らかになってきています。

日本でも、酸素飽和度、CT画像所見などに加えて、D-ダイマーという血液検査値を重症化の評価指標に加えることが妥当と考えられるようになりました。 国際血栓止血学会の暫定的対応方針より、D-ダイマーの4倍以上の上昇で入院が考慮されています。3

担当医

嶋崎 幸生 医師
嶋﨑 幸生 循環器・一般内科 月・火・水・金 10:00~18:00
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