中国の小児の軽症率は51.0%

論文

Y. Dong, et. al. Epidemiology of COVID-19 among children in China. Pediatrics, 145(6), June 2020:e20200702.
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中国疾病管理予防センターに報告された小児のCOVID-19患者についての論文。

要点

  • 2020/1/16~2020/2/8の症例
  • 確定例 728 例(34.1%)、疑診例 1407 例(65.9%)
  • 年齢の中央値は7歳
  • 56.6%が男児
  • 90%以上が無症状~中等症
  • 無症状は4.4%
  • 軽症は51.0%
  • 発症から診断までの期間の中央値は2日(0-42 日)

コメント

「小児は軽症のことが多い」と言われていますが、「軽症が51%」は思ったより少ない、と感じられる方も多いかもしれません。 当然ですが「小児だからかかっても大丈夫」などということはありません。 しっかり手荒いをしてもらうことはとても大切です。

軽症の症状として、論文中では「急性上気道感染、発熱、倦怠感、筋肉痛、咳、咽頭痛、鼻水、くしゃみ。 咽頭炎はあるが聴診で異常なし。 ケースによっては熱がなかったり、消化器症状(悪心、嘔吐、腹痛、下痢)だけだった」 とされています。
PCR検査陰性の微熱患者さんたちと似た症状です。

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